校正とは、計測器や測定機器の正確性を確認し、正しく計測できているかを確認するプロセスです。計測器はセンサーの経年劣化や電子回路等の不具合などにより正しい測定値が得られない場合があることから、測定を実施する者は、日常の点検の他に定期的な保守点検や校正が必要とされています。
当社では、圧力・質量・温度・気体流量・電気の5 分野の校正サービスを展開。中でも、圧力・質量・温度・電気の分野では 国際MRA(国際相互承認協定)対応のJCSS( 校正事業者登録制度) 認定事業者として業界トップレベルの校正品質を提供しています。
使用している実機が正しく測定できているかどうかを確認し、正確な測定結果を保証することで、品質管理や研究成果の信頼性向上に貢献します。
校正により発行される校正証明書類について
校正を行うと下記の書類が発行され、これらの書類により、その計測器の校正値が国家標準にトレーサブルであるということが証明されます。
校正証明書
Calibration Certificate
計測器が特定の標準に基づいて校正されたことが記録されています。証明書には校正日、使用された標準、測定結果、不確かさ、校正を実施した機関の情報などが含まれます。
成績書
Test Results
成績書には、校正に使用した標準器の情報や、校正結果、不確かさ、校正を行った結果( 測定値) が記されています。
トレーサビリティ体系図
Traceability Chart
校正に使用した機器の経路を示したチャート図です。校正に使用した機器、さらにその機器の基準…と辿っていくと、最終的に国家標準まで辿り着くことになります。
大手技研の校正サービス
産業技術総合研究所 計量標準総合センター(AIST/NMIJ) にトレーサブルなJCSS校正と、米国NIST にトレーサブルな一般校正サービスを提供
弊社は、圧力・質量・温度・気体流量・電気 の5分野の校正を提供。圧力・質量・温度・電気の4分野では 国際MRA(国際相互承認協定)対応のJCSS認定事業者です。圧力校正については国家標準と同等水準の特定二次標準器を有する第一階層の校正事業者として業界トップレベルの校正品質を提供しています。
また、JCSS 校正では補えない測定範囲や対象外の機器の校正、アメリカ国立標準技術研究所NIST(National Institute of Standard and Technology)へのトレースに対応した一般校正を提供し、多種多様なご要望にお応えできるサービスを提供しております。
トレーサビリティ体系
測定器・計測器の校正に関するお問い合わせ
株式会社 大手技研 営業技術グループ
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