株式会社大手技研 | 計測器・校正
圧力、温度、流速に関する計測ソリューションと圧力・流量基準に関する校正ソリューションを提供する他、システムコンサルティングや計測器・測定器の校正サービスを提供しています。

温度校正

高水準の温度校正設備により不確かさの小さな校正を実現

弊社は参照用標準器となる基準測温抵抗体を2セット所有しており、それぞれにおいて0℃~ 100℃の範囲で、産業技術総合研究所(NIST)計量標準総合センター(NMIJ)にトレーサブルなJCSS校正と、米国NIST にトレーサブルな一般校正を提供しています。

また、重錘形圧力天びんの校正に合わせ、ピストン温度計や環境温度計を校正することができますので、重錘形圧力天びんのワンストップ校正が可能です。

Calibration Service

温度校正サービス

校正範囲と校正測定能力

JCSS校正

校正対象:接触式温度計
校正範囲 校正測定能力(信頼の水準約95%)
指示計器付温度計(比較校正法) 0℃以上 100℃以下 0.050K

一般校正

校正対象:指示計器付温度計の他、熱電対、測温抵抗体、ガラス温度計、 サーミスタなど
校正範囲 校正測定能力(信頼の水準約95%)
指示計器付温度計、その他 -40℃以上 600℃以下 0.050K

当社校正サービスの特長

不確かさの小さな校正を実現する最高の温度校正設備

弊社の温度校正設備は、旧HEART SCIENTIFIC(現FLUKE)社製の水の三重点セル、標準白金抵抗体とドライウェル、温度槽で構成されています。

標準白金抵抗体は、NMIJトレーサブル用とNISTトレーサブル用の2本を有していますので、クロスチェックによる確認が可能です。

水の三重点セルによる基準温度の補正

水の三重点セル弊社では、基準測温抵抗体の基準温度補正のために、水の三重点セルを用いています。

水の三重点セルとは、真空ガラス管に充填されたVienna 標準平均海水が固相、液相、気相の三相が共存する熱力学的平衡状態気体(三重点)となる状態を特定するもので、このとき、水の温度は0.01℃(273.16K)になります。

この特性により、基準測温抵抗体の基準値を補正します。